ビタミン・ミネラルが豊富な食事を!

画像の説明


★アトピー性皮膚炎 ・・・ 皮膚細胞
★花粉症・鼻炎 ・・・ 鼻の粘膜細胞
★喘息 ・・・ 気道の粘膜細胞

これらの細胞が弱くなっていることで
ダニ、花粉、カビ などの侵入を容易にし 
アレルギー反応を起こしてしまいます。

  • 皮膚や粘膜での炎症を抑えること
  • 皮膚や粘膜での免疫反応の暴走を抑えること
  • 皮膚や粘膜細胞の再生力を強めること

この3つを行うにはビタミン・ミネラルが不可欠なのです。

 活性酸素を分解するビタミン


自動車の排気ガス、紫外線 などは
肌、鼻や気道粘膜 に 活性酸素 を発生させます。

活性酸素が細胞膜で過酸化脂質に転換し、細胞膜を破壊します。

アレルゲンが侵入しやすい状態がつくられるのです。

活性酸素・過酸化脂質を分解するには
・ビタミンC
ビタミンA
ビタミンE
などが強力な力を発揮します。

また、
アレルギー反応が起ると、ヒスタミンが放出され、活性酸素が発生します。

これが発作やかゆみなどアレルギー性疾患の症状をもたらします。

エース(A,C,E) と呼ばれるビタミンが
これらの除去に大きな働きをするのです。

アトピー・ぜん息・花粉症・鼻炎などの人の多くは
ビタミンC などのビタミンが不足傾向にありますので、たくさん取ることが必要です。

 免疫反応の暴走を抑える ビタミン・ミネラル


活性酸素などで荒らされた 肌・粘膜 から、くりかえしアレルゲンが侵入することで
免疫反応が暴走を始めます。

これを抑えるのが副腎皮質 ホルモンです。

副腎皮質 ホルモン は、免疫細胞に 「打ち方やめ!!」 の合図を出し、
免疫の戦いを終結するホルモン。           (⇒「副腎皮質ホルモン」)
副腎皮質 ホルモンが不足すれば、免疫の暴走が止まらなくなります。

副腎皮質 ホルモン の産生に不可欠なのが
・ビタミンC
パントテン酸
・マグネシウム
  などのビタミン・ミネラルです。

腸の善玉菌も、副腎皮質 ホルモン産生を助けています。


 皮膚・粘膜を 強くする ビタミン・ミネラル


ダニや花粉などの侵入を防ぐには
皮膚や粘膜細胞の再生力が必要です。

そのためには 代謝 が、私たちの体の中できちんと行われていないといけません。

代謝 とは、取り入れた栄養素を必要な形に変える、ということ。

代謝力が低下すると、当然、皮膚・粘膜の再生が進まず
アレルゲンの侵入が止められなくなります。

代謝には、酵素(こうそ)、ビタミン、ミネラル が必要

とくに、
・ビタミンC
ビタミンB6パントテン酸などのビタミンB群
亜鉛
・マグネシウム
   が重要です。

アレルギー性疾患の人の多くが
代謝力が低下した状態 です。

また、カルシウムが不足すると
免疫細胞同士の情報伝達が出来なくなり、免疫反応が暴走しやすくなります。

ビタミン・ミネラルの不足は
アレルギー体質をつくる大きな要因なんですね。


 3つのポイント改善で アトピー・喘息を治そう!


腸を良くする食事
油・脂質を変える食事
★ビタミン・ミネラルが豊富な食事

この3つは、補い合い、連動しています。

油・脂質の代謝(転換・再合成)には
ビタミンC、ビタミンB6亜鉛、マグネシウム が必要。
⇒不足すると、肉の脂肪から悪玉の細胞ホルモンだけが生まれやすくなり
 アトピー・喘などの体質になります。

腸の善玉菌は、
ビタミンB群をつくって代謝を助けたり
ホルモン産生を促進したりしています。
⇒善玉菌が減ると、ビタミン不足になり、ホルモンバランスも崩れます。

このように、
3つの食事療法を組み合わせることで
アレルギー体質の改善が効果的に進みます。

ぜひ、各ページをご覧いただき、アレルギー完治にお役立て下さい。

食事療法  、 、

 関連ページ

食事療法1 ・・・腸を良くする!
食事療法2 ・・・油を変える!
副腎皮質ホルモン
過酸化脂質
ビタミンA
ビタミンE
ビタミンB2

ビタミンB6
パントテン酸
ビオチン
ビタミンU
カルシウム?
亜鉛

 《有害ミネラル》