水 と アトピー・喘息・花粉症・鼻炎

いい水を飲みましょう!

水道水の塩素・有害物質


私たちの体の60~80%は水で構成されています。
血液の液体成分の血漿も90%が水でできていますし、細胞も水で満たされていて
栄養を取り込み、老廃物を排出するにも、
水の流れがスムーズで新陳代謝が滞りなく行われていることが大切です。

良い水の流れがあれば、気管支の痰(たん)は排泄され、気管支のけいれんも収まります。

良い水を、良い飲み方をすることで
私たちの健康も、アレルギー性疾患の改善ももたらされるのです。

けれども残念ながら日本の公共水道水は、とても「良い水」とは言えないのが現状です。

大量の塩素、そのために発生するトリハロメタンなどの発がん物質、鉛、カドミウム、環境ホルモン・・・
これらが水道水に混入しています。

とくに私たちの細胞組織(タンパク質)を破壊してしまう塩素は、
その濃度が世界一高い水準にある、といわれているのです。

水道水を避ける


汚染された水源の水を消毒するために投入されている塩素は
大量の「活性酸素」を発生させ、サビた水になっています。

これを飲み、料理に使うと
腸の善玉菌は激減して、アンモニア、スカトール、インドールなどの毒素が腸内に発生します。

腸で善玉菌が優位な状態であること、健康な腸の状態であること、
は、免疫が正常に働く前提条件ですから
水道水を体内に入れることは、アレルギー体質をつくってしまうことに直結してしまいます。

トリハロメタンなどの発がん物質も、体内で活性酸素を発生させ
体の弱いところで炎症をつくり、アトピーや喘息・鼻炎などを悪化させます。


沸かして飲む??


よく、沸かして飲めばいい、という話を聞くことがあります。

たしかに、水道水も10分程度沸騰させることで 塩素はガス化して少なくなります。

ただし、トリハロメタン・鉛などの有害物質はむしろ高濃度になり
より有害な水になるとさえ言えるのです。

古い水道管(1995年以前のものは特に)は鉛製のものが多く、が水道水に含まれ
私たちの神経系に非常に悪影響があります。
(とくに子供の場合、脳の発達障害をもたらします。 ⇒「鉛とアレルギー」)

つまり水道水は、健康のため、アレルギーを治すためには、
飲まない、料理に使わない、という以外方法がないのです。

良い水を飲むために


ではどうすればいいでしょうか?

費用はかかりますが、浄水器を設置するか、ミネラルウォーターで対応するしかありません。

最近では、スーパーなどでも無料、または10円、20円といった低料金サービスで
逆浸透膜で濾過された水を提供しているところが増えましたので
こうしたものがあるときはぜひ利用してください。

塩素や有害物質がなく、ミネラルを含み、分子が小さく、還元された(酸化防止作用のある)
水がベストですが、ここまで徹底しようとすると費用が高くなります。

逆浸透膜の浄水器なら1万数1千円ですので
性能をよく調べて設置することを検討しましょう。

(ミネラルウォーターも安いものでいいですので、水道水を避ける意味でも利用してください。)

水の飲み方


水はただたくさん飲めばいいというものでもありません。

朝、食事前にコップ2杯くらい、
昼食や夕食の30分~1時間前にコップ2杯くらい飲むようにしましょう。

  • がぶ飲みするのではなく、ゆっくり飲むこと
  • できれば暖かいものを飲むこと
    が大切です。
    (冷たい水をがぶ飲みすると、お腹が冷えて、血流が悪くなります。)

良い水を良い飲み方をすることは
食事を改善すること同時にとても大切です。

水道水をやめただけでアトピーが治ったという例も多く聞きます。

良い水でアレルギー体質を改善していきましょう。

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